住吉大社の参道汐掛道の両側に、燈籠が14基建っている。この燈籠を住友燈籠と呼んでいます。
住友家は、別子銅山の鉱石を船で大阪北浜の銅座に運び、精錬して巨額の富をなしました。
そのため、海の神様である住吉大社に船の安全航海を祈願して、住友家の当主が変わるごとに燈籠を寄進しました。
それまで、住友燈籠は神社境内に散在していたが、汐掛道の道路拡張を機に、汐掛道の両サイドに集められて、年代別に整理されました。
南海電車住吉大社駅高架下から初代から始まり、26号線まで一対14基、計28基整然と並んでいます。