石造狛犬

石造狛犬

獅子狛犬については、もともとその原形はオリエント・インドにおけるライオン像がその始めで中国韓国を経て日本に渡来したもので、初めは鎮子等として宮殿の調度に、のちに神社等で魔除け物に供されるようになりました。

形状としては角のあるもの、口を開閉したもの等ありますが住吉公園の子持ちと玉持ちの狛犬が一対になっいるのは珍しいものです。

この狛犬は、もともと住吉大社の正面大鳥居前にあったものですが嘉永2年に再建し、昭和12年4月に住吉公園に移設されたが、材料が砂岩のため風化破損が著しく倒壊の危険があったので撤去し、昭和52年10月復元建立しました。