住吉高燈籠

住吉高燈籠
江戸時代になって海上交通が特に盛んになると、夜間大阪湾に出入りする船のための目印が必要となり、住吉公園の西十三間堀川町に建てられたのが我が国最初の燈台『住吉の高燈籠』であります。

高燈籠の創建は鎌倉時代といわれ、本来は住吉大社に捧げる常夜燈なのですが、次第に航路標識としての役割が大きくなってきました。

戦後、上部の木造部分は解体され、基礎の石垣部分も道路拡張のため、すべて撤去されましたが昭和49年12月住吉公園西、国道26号線沿いの現在地に外形は元のままで鉄筋コンクリート造りとして復元再建しました。

平成17年8月内部を改装して史料館としました。高燈籠の変遷と財団法人住吉名勝保存会の事業を展示しています。一般開放は毎月の第1第3日曜日の10時から16時までです。

その他ライトアップもしています。