卯の花苑と歌碑

卯の花苑と歌碑

卯の花は住吉大社の創立記念日とも言われる「卯之葉神事」にかかすことの出来ない可憐な花です。万葉の花であり、又古代より歌に詠まれ、小学唱歌「夏は来ぬ」など多くの人々に親しまれてきました卯の花は、だんだん消え失せ大阪市内では殆ど見ることが出来ず、山野でも少なくなりつつあります。

卯之葉神事を綿々と続け、後世に伝承するためにも卯の花を保護育成することは責務と考え昭和61年12月住吉大社境内の住吉武道館前に卯の花苑を造園し、記念の歌碑を建立しました。

     歌 碑    「すみよしの ゆふしでなびく 松風に

                         うらなみしろく かくるうのはな」

     謹 詠      後鳥羽院皇子   光台院親王

卯の花 9品種約 200株